研究とは?「研究」と「勉強」の違いや「研究の辛さ」について解説

卒業研究・卒業論文について

研究とは?「研究」と「勉強」の違いや「研究の辛さ」について解説

こんにちは!アズマです!

 

今回は研究と勉強の違いについて解説します!

 

ちなみに、僕は勉強が好きで大学院進学したのですが、

研究は大嫌いだったので、途中で折れて大学院を中退しました。

                                      

【こういう方に読んでほしい!!】

  • 研究室選びで困っている人
  • 大学院に進学するかどうかで迷っている人
  • 卒業研究について知りたい人

                                      

【最初に結論】

「研究」と「勉強」の違い

(個人的に落合陽一さんの言葉が好きなので、それを拝借します。)

「勉強」は教科書の内容を学ぶもの
研究」は教科書に”新たな1ページ”を追加するもの

                                      

「研究の辛さ」

  • 教授との関係
  • そもそもの「研究」というものの性質
  • 自分の研究は「教授の資産」になるということ
  • (普通に就職する場合)研究は自分のスキルに繋がらない

                                      



【詳細】「研究」と「勉強」の違い

勉強について

大抵の勉強にはゴール道順が定められています。

 

例えば、受験や資格の勉強は参考書があるので、

それを周回すれば志望校合格資格取得に近付くことができます。

 

ゴールが定められているので、ペース配分を考えて

「毎日これくらい進めよう!」

というような計画立てもカンタンにできます。

                                      

                                      

研究について

研究には基本的にゴールがありません

 

この世で誰も知らないことを実験して確かめたり、

調査したりして論文にまとめるのが研究です。

 

そもそも、ゴールがないからこそ研究する価値があります。

                                      

                                      

【詳細】研究の辛さ

①教授との関係

大抵の大学では4年生に上がる時に研究室に配属されます。

 

研究室には、代表者である教授(「〇〇研」の名前の人)がいます。

 

研究は、この教授アドバイスを貰いながら進めていきます

 

教授は会社に例えると上司のような存在ですが、

実際はもっと大きな権力を持っています。

                                      

研究の合否 = 卒業できるか否か
なので、教授の影響力はめちゃくちゃ大きいです。

                                      

そうなると必然的に権力も大きくなるし、
研究活動というのは完全に外部からはブラックボックス化しているので、
教授のワガママがまかり通る場合が多いです。

                                      

                                      

②そもそもの「研究」というものの性質

未知を切り開くことに対して興味のない方は一定数いると思います。

 

上記で書いた教科書の例だと、

教科書に書いてあることだけ分かればいいじゃんw

というような考えの方(僕含め)は研究が嫌いである可能性が高いです。

                                      

                                      

③自分の研究は「教授の資産」になるということ

学生の研究成果は基本的に担当教授の資産になります。

 

つまり、学生は教授の労働力です。

 

教授は自分の資産を充実させるために

学生に対して必死に労働を強いてきます。

                                      

この点も個人で完結する「勉強」との大きな違いです。

                                      

                                      

④(普通に就職する場合)研究は自分のスキルに繋がらない

一般企業に就職する場合、
研究の成果が仕事における自分のスキルに直結することは少ないです。

                                      

研究というのは、この世で誰も知らないことついて掘り下げる行為なので、
そんなマイナーな手法が就職先の企業で採用されているとは考えにくいです。

                                      

もちろん、AIとか人工知能とかで
仕事に役立つ研究分野もありますが、かなり限定的です。



まとめ

「勉強」と「研究」の違い、研究の辛さについて解説してきました。

 

今回解説した内容は、知らずに院進学すると後悔するので、

ぜひ頭に入れた上で大学院進学を検討してもらえたらなと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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