大学院中退は就職できない?求人はある?実体験を紹介
こんにちはアズマです!
僕は大学院をM2の夏に中退しています。
結論から述べると、僕は
大学院を中退しても2か月で4社から内定を貰うことができました!
しかし、普通の新卒就活とはだいぶ違う雰囲気を味わったので、
今回は詳細にまとめていきたいと思います。
【こんな方に読んでほしい!!】
- 大学院の中退を検討している人
- どうしても研究が自分に合わなくて苦労している人
- 大学院中退者の実体験を知りたい人
大学院中退→内定取消になり、2度目の就活を経験
大学院2年生の4月に入ってすぐ、僕は第一志望だった企業から内定を貰っていました。
しかし、中退の決意後、
その企業に連絡をした際に内定取り消しとなりました。
それから僕は就活エージェントを利用し、
人生で2度目の就活を経験しました。
もちろん、春の就活とは違い、既卒(第二新卒)として就活をしました。
ちなみに僕が実際に利用した就活エージェントについては
他の記事で詳しく紹介しています。
新卒の就活と中退後の就活はハッキリ言って【全く違う】
と書いているブログを見たことがあります。
しかし僕が実際に経験して感じたのは
ということです。
これから僕が実際に体験した
- 新卒での就活
- 中退後の就活
の違いを各ポイント毎に見ていきましょう。
新卒就活と中退後就活の違い
①【エントリーできる企業のバリエーション】
新卒の場合
基本的には、
翌年度の新卒採用活動をしている全企業にエントリーできるチャンスがあります。
当然、企業側の返答として、面接を実施してもらえないことはあっても、
どの企業にもエントリーシートを出すということはできます。
中退の場合
中退という経歴があると、エントリーシートも提出させてもらえない
ということが多々ありました。
話すらも聞いてもらえないということで、まさに門前払いです。
僕は中退後、就活エージェントを利用して就活を進めましたが、
軽く10社以上からお断りの連絡を貰いました。
中退という経歴を受け入れてくれる企業じゃないと
入社できるチャンスがゼロになるという事実はあります。
②【面接で問われる内容】
新卒の場合
新卒の場合、就活の時点で
仕事に直結するようなスキルの有無を問われることはなかなかありません。
なぜかというと、日本では一般的に、
新卒は”育てる”価値があると思われているからです。
だから、就活をしている時点でまだ目立ったスキルがなくても、
「この学生は成長したら強くなりそう!」
と企業の採用担当者に思わせることができれば勝ちです。
中退の場合
実際に中退後の就活を経験した僕が感じたのは
「就活をしている時点で、その人間にどんなスキルがあるのか(どんなことができるのか)」
ということが凄く重視されているということです。
基本的に、中退後は既卒扱いとなります。
なので会社でガッツリ研修をするという前提はなく、
即戦力としてどの程度機能するのか
という面が重要視されています。
ちなみに、中退するのが4月に近いほど
翌年度の新卒採用をやっている会社が多いです。
企業にもよりますが、大学院中退は、
大卒の新卒枠(既卒者Ver.)として取ってもらえるところもあります。
実際、僕が最終的に入社したところがそうでした。
新卒枠で取ってもらえると、基本的には即戦力は求められないので
できるだけ狙うことをオススメします。
ただし、中退するのが9月以降とかになると
もう既に新卒枠がなくなっている場合がほとんどです。
なので中退を決断するタイミングは早いに越したことはありません。
③【会社説明会の位置づけ】
新卒の場合
会社説明会では、その企業について知識を深めることができます。
詳細な事業内容や会社の雰囲気、その企業が求めている人物像を知ることができるので
就活でも非常に重要なイベントとなっています。
中退の場合
時期にもよるのかもしれませんが、
僕の場合は中退後に会社説明会に参加することはありませんでした。
しかし、中退後の就活では、
一次選考が【会社説明&面接】というメニューになっているので、
そこでその会社についての知識を深めることができます。
当然ですが、会社説明&面接、となると、
かなりボリューミーなイベントになるので、
合計で4時間くらい掛かることもありました。
僕の場合は一次選考が【会社説明&面接&テスト】となることもあったので、
選考でパフォーマンスを維持するのには地味に苦労しました。
加えて、個人的に辛かったことがもう一つあります。
会社説明を聞いた後に
と感じても、まさか途中で帰るなんてことはできません。
なので、一度会社に来てしまうと、
問答無用で採用イベントに最後まで参加する必要があります。
これも新卒の就活とはかなり違うポイントでした。
④【採用枠の残数】
新卒の場合
一定以上規模の企業の場合、新卒を20人以上取ることはよくあります。
つまり、枠が20人分以上空いているということです。
時期にもよりますが、ある程度最終面接で気に入られさえすれば、
特に問題なく内定を勝ち取ることができます。
中退の場合
中退後の就活で僕が受けた企業は、
1枠のみ募集などということがよくありました。
そのように設定している企業だと、特に問題がないと判断されようが、
自分が最終面接担当者に強烈に刺さらないと内定を貰えないです。
しかも、社会経験のない大学院中退という経歴だと、
「印象は悪いと思われている」と思って面接に臨んだ方が良いです。
そういった”原罪”のようなものを取り払うくらいの好印象を植え付ける必要はあります。
まとめ
今回は大学院中退後の就活を経験した僕の視点から、
新卒時の就活と、中退後の就活の違いをまとめてみました。
当然ながら、中退後の就活は新卒よりは不利になりますが、
絶対に就職できないなんてことはないです。
僕みたいに、どうしても辛いなら大学院中退もありです。
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