【大学院中退者が解説】研究室選びで失敗しないためのポイント【4選】

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【大学院中退者が解説】研究室選びで失敗しないためのポイント【4選】

こんにちは!アズマです!

 

今回は大学の研究室選び(理系版)について解説します!

 

ちなみに、僕はやりたい研究テーマで研究室を選んだ結果、

大失敗して大学院を中退しています。

 

【こんな方に読んでほしい!!】

  • 研究室選びで困っている人
  • 大学院進学を視野に入れている人
  • 研究室の雰囲気を知りたい人

                                      

【結論】研究室選びで重視すべきポイント【4つ】

結論から述べます!

 

  • コアタイムがない
  • 研究指導がゆるい
  • ちゃんと卒業できる
  • 友達と同じ研究室を志望する

 

この4点は必ず重視してください!

                                      

参考:そんなに重視しなくても良い条件【3つ】

逆に、研究室選びで気にしなくても良い条件も紹介します!

 

  • 自分のやりたい研究テーマを扱っている
  • 研究テーマが就活でウケが良さそう
  • 研究室訪問したときの雰囲気が良かった

 

それでは詳しく解説していきます!

                                      



【詳細】研究室選びで重視すべきポイント【4つ】

①コアタイムがない

コアタイムというのは、

「最低でも平日9:00~17:00は必ず研究室にいてね!!」

みたいな各研究室独自の時間帯ルールです。

 

まず、週4以上のコアタイムがある時点で

その研究室の教授が危険人物である可能性が高いです。

 

理由は、その教授は学生が研究室に来て研究をしてほしいためにコアタイムを設けているからです。

 

つまり、無理に学生を拘束してでも研究をさせたい教授なので、

それだけ研究指導への熱量がある証拠とも取れます。

 

断言しますが、

教授の研究指導への熱量は低いに越したことはありません。

 

次項で詳しく説明します。

                                      

                                      

②研究指導がゆるい

”研究指導がゆるい”という点もとても重要です。

 

こう書くと

「研究指導が熱心で何が悪いの??」

と疑問に思う方もいるでしょう。

 

ちょっと以下の例え話を想像してみてください。

 

あなたがコンビニでアルバイトをするとします。

  • めちゃくちゃ接客がテキトーなコンビニ
  • いつ行っても店員が軍隊のように元気な挨拶をして決まった立ち姿をしているコンビニ

どちらでバイトしたいですか?

 

僕は絶対に前者です。

 

もちろん、後者は

丁寧な接客をしてお客さんから喜ばれるといったメリットはあると思いますが、

大学の場合、卒業できればどちらでも結果は一緒です。

 

結果は一緒でも

  • めちゃくちゃ研究指導がテキトーな研究室
  • 毎週教授に怒られて夜もちゃんと眠れず、常に胃が痛い研究室

があります。

 

それなら、自分の負担にならない方を選んだ方が、変なことで悩まなくても良いので楽です。

                                      

                                      

③ちゃんと卒業できる

②で研究指導がゆるい方が良い、と説明しましたが、

ゆるすぎても問題です。

 

なぜなら理系の場合、卒業するためには

他の研究室の教授に研究成果を認めてもらう必要があるからです。

 

これはその研究室の先輩たちの卒業実績をチェックすれば簡単に分かります。

 

いくら楽でも、卒業できないのであれば本末転倒なので、

しっかり見極めましょう!

                                      

                                      

④友達と同じ研究室を志望する

研究室は大学にもよりますが3~10名程度で学生が配属されます。

 

研究室配属後は同じ研究室の人と過ごす時間が増えます。

 

理由は2つあります。

 

1つ目の理由は、課題が研究室によって違うので、同じ研究室の人に質問して進めるケースが多いからです。

 

2つ目の理由は、同じ部屋でそれなりの時間を過ごすので、それなりに話す機会が増えるからです。

 

研究室配属は3年生、もしくは4年生で実施されますが、

その時期だともう友人毎のグループが確立しています。

 

そのグループ単位で研究室を志望するケースが多いので、

自分が何も考えずに研究室に入ると孤立したり、

気の合わない人間と共に過ごすことになるので正直キツいです。

                                      



参考:研究室選びで重視しなくても良い条件【3つ】

①自分のやりたい研究テーマを扱っている

自分のやりたい研究テーマで研究室選びをする人は多いです。

 

しかし、研究テーマは研究室ごとにざっくり決まっているだけであり、

研究室選びの時点で、自分がどういうテーマで研究するのかは分かりません。

 

加えて

研究テーマに興味がある
のと
そのテーマの研究をすること自体に興味がある

のはまったく別物です。

 

例えば、お寿司が大好きな人がいたとしたら、

その人はお寿司を食べるのが好きでも、

作るのは好きじゃないかもしれないですよね。

                                      

                                      

②研究テーマが就活でウケが良さそう

研究テーマが就活でウケが良さそうというのは重視しなくても良いです。

 

なぜなら、面接官は就活生の研究内容を気にしていないからです。

 

就活をする大学4年生の4月時点ではまだ研究が始まったばかりなので、

「こういう研究をやる”予定”です!!」

と言えば、それで就活における研究の話は終わりです。

 

もちろん何も話せないのはダメですが、

面接の場で研究の”予定”を喋るだけなら

いくらでもセリフは準備できます(笑)

 

だから、研究テーマの就活ウケはまったく気にする必要はありません。

                                      

                                      

③研究室訪問したときの雰囲気が良かった

研究室訪問というイベントは、

あらかじめ実際に配属希望の研究室に出向いて、

雰囲気を見学できるというものです。

 

そこでの雰囲気を研究室選びにおいて重視する人がいますが、

1ミリも気にしなくて良いです。

 

まず、自分たちが研究室に入る時に、

院進学する先輩以外は全員卒業しています。

 

それに、先輩の印象が良いから

自分たちの世代にも良い人が集まるという保証はありません。

                                      



まとめ

研究室選びにおいて

  • 重視すべきポイント
  • 重視しなくても良いポイント

を解説してきました!

 

頑張らなくても良いことを一生懸命に頑張るのは勿体ないので、

皆さんも狙いの研究室に入れるように

しっかりと分析をしましょう!

 

特に大学院進学も視野に入れている大学生の方にとっては

変な教授の研究室に入らずに済むかどうかが

めちゃくちゃ重要な問題になってきます!!

 

他にも研究室についての記事をまとめているので(↓にスクロール)

良かったらチェックしてみてください!

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